お金の真理

与沢翼が出したお金と幸せ、その最終結論!

【お金の心理】


学んだ点を含め、感想にしてまとめていきます!

【目次】

1内容

2お金のため方

3お金の守り方

4お金の使い方

5まとめ


1内容

与沢翼、渾身の書き下ろし全368ページ!

与沢翼、最新刊のテーマは「お金」
世界状況を一変させたコロナショックを踏まえ、いま彼が何を考えているのか。
著者初のマネー論です。

2014年、経営していた会社が解散し無一文になって6年、この短期間に莫大な純資産をいったいどう築き上げたのか。
お金の基本から、守り方、つくり方、増やし方まで与沢翼本人直筆による本音のマネー論を凝縮した一冊となっています。
また現在ではコロナショックでが世界中で問題になっています。今の世の中を生き抜くための提言も収録しています。


2お金のためかた

お金のため方については3つのポイントをまとめます。

①可処分所得の計算

可処分所得とは、給与やボーナスなどの個人所得から、税金や社会保険料などを差し引いた残りの手取り収入のことです。
つまり自分の意思で使える部分を指します。可処分所得から消費支出を除いた部分が家計の貯蓄に回ります。
自分が生活していく中で必要のない物は極力カットしていき、こうして積み重なった備蓄が金持ちの土台(軍資金)になっていくという事です。

②欲を持たない

人間は欲を持った瞬間から成長が止まり損をします。欲には終わりがないからです。
プライドや見栄は一円の価値もありません、今ある物に目を向け、感謝し満足する。そうすることで自然とお金はたまっていきます。
「短期的な損は長期的な得」です。少しの我慢でお金をため、軍資金で得た利益で好きなものを買う方がよっぽど得になります。

③利益剰余金をためておく

利益剰余金とは、企業が生み出した利益を積み立てたお金で、会社内部に蓄積されているものを指します。
つまり会社の貯金です。このお金は、もしもの時のために必要なお金になります。それが今現在です。
現在では、新型コロナウイルスが世界中を苦しめています。個人ではもちろんのこと会社に与える影響は想定をはるかに上回り、倒産する会社や失業者があとを絶たなくなっています。
いつ何時このような事態が起きても耐えしのげるよう、備えておく準備が必要です。これは会社だけではなく個人にも言えることです。今から始めていきましょう。

3お金の守り方

お金の守り方については4つのポイントをまとめます。

①疑う心を持つ

世の中の宣伝広告は99%が「ハニートラップ」と書いてあります。
基本原則はすべてのものを疑ってみることです。これを前提としていれば詐欺など自分の得にならないリスクを回避することができます。
定期型のサービス、ローンもこれと同じです。
有益な情報かどうかの判断として「長期的にも見ても有益かどうか」で決めることが効果的です。

②災害との共存

現在では、新型コロナウイルスが世界中を苦しめていると書きました。このような被害はどのようにリスク回避すればいいのでしょうか?
簡単に説明すると、災害を事前に知り回避することはできません、不可能です。
しかしリスクとうまく共存することはできます。それは、いつ起こるかわからないリスクのためにお金をためておくという事です。
収入が0になっても2年間は生活ができるような現金をためておきましょう。
ここで難しいのは、仕事が安定しているときには、いきなり収入が0になることを考えることができないといった点です。
もしものための事を考え事前に準備しておくことが大切です。
また理不尽といったことも災害の一つと言えます。
共存していくためには、社会には理不尽なことがたくさんあると前提に考えうまく付き合っていく、といった考えが上手く生きるコツです。

③小さな支出が一番重要

これは特に会社に言えることなのですが、事業がうまくいき会社が大きくなっていくと、小さなことに気を配らなくなっていってしまうといったことです。
小売店に例えると在庫の個数です。細かいことは把握せず無駄になっていく商品ばかりが増えていき後々お金が回らなくなります。
個人でも、給料が入ったから、ボーナスが入ったから、といって普段は買わないようなものまで買っていてはいつまでもお金はたまっていきません。
うまくいっているときにこそ細かいところまで注意をしていきましょう。

④人間関係の損切

人脈というのはとても大切なものです。しかし多すぎてもいいことはありません。一人一人を大切にできないからです。
知り合いだからといって気が緩み、怪しいビジネスの紹介に騙されてしまうかもしれません。
「こいつのためなら損をしてでもいい、何でもしてやる」といった信頼できるパートナー以外とは切ることで、目の前の人を大切にでき集中して自己投資をすることができます。

4お金の使い方

お金の使い方については4つのポイントをまとめます。

①低い期待値をもって投資する

投資をする際に高い期待ばかりしていると、資金を減らしてしまった時に対するモチベーションが一気に下がってしまいます。
冷静な判断がつかなくなり余計に資金がなくなります。常に低い期待値で、資金が0になるつもりで投資することが重要です。
また自分が期待を高く持っている見分け方としては、高いお金を投資している程高い期待を持っていることになります。

②わが子のように扱う

お金は子供のような性質に似ています、お金は自分の子供のように扱いましょう。
そうすれば必要のない物には手を出さなくなりますし、大切にしようとも思えます。
依存性のあるものに手を出すのは論外です。
しかし貯めるだけ貯めて全く使わないのもダメです、引きこもりをさせては成長しないからです。
子供は外に出て失敗を繰り返し成長していくものです、お金に例えても同じことが言えます。
しっかりとした道にお金を導いて成長させていきましょう。

③貸し手側になる投資をする

真の金持ちは家を貸す側、株を発行する側です。富の源泉に近い人ほど金持ちになっていきます。
賃貸を払っている人はその管理人のカモになっているだけです。
どんな人が金持ちなのかを考え生活していきましょう。

④成功するコツ

成功するコツ、それはその商品やサービスが流行り始める絶好のタイミングで投資をすることです。
そのタイミングをインベーター理論で解説しています。

【インベーター理論:普及率を5つに分類しマーケティング戦略などを行う理論】

「普及率第一段階」イノベーター 市場全体の2.5%

「普及率第二段階」アーリーアダプター 市場全体の13.5%

「普及率第三段階」アーリーマジョリティー 市場全体の34%

「普及率第四段階」レイトマジョリティー 市場全体の34%

「普及率第五段階」ラガード 市場全体の16%


この5つの中の「普及率第二段階」アーリーアダプターへの普及を確認してから動くことが成功のポイントとなっています。
早すぎず遅すぎない絶好のタイミングです。
このようなチャンスを見つけるためには、情報感度の高い人たちを見つけて彼らが何に関心を持っているか、どんなことを言って、どんなことを行っているか、
をSNSなどでチェックしてみるのがお勧めです。
個人的には堀江貴文さんや西野亮廣さんなどですかね。現代の基本的な経済、ビジネス現象を日頃から注目し、正しく理解することも大切だと思います。

5まとめ


お金持ちの人程お金を粗末に使わず、考えて投資をしていました。
災害との共存はこれからも不可欠です、リスクを少しでも減らしていきましょう。

お金に対しての気持ちが少しでも変わったと思います。
まずは土台を作ることから始めてみましょう。



ご愛読いただきありがとうございましたm(__)m

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